【NAZEN通信34号】NAZEN愛媛座談会《後編》 『労働者による原発廃炉から核戦争阻止へ』

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    NAZEN愛媛座談会《後編》
    『労働者による原発廃炉から核戦争阻止へ』

    ■組合の組織拡大へ
    宇都宮: 原発事故直後には、実際に労働組合がしっかりしているところほど、福島原発には近づいていないですよね。今度事故が起きたらますますどこからも来てくれなくなる。すると自治体労働者、原発労働者、電力労働者が応援の来ない中で被曝することになる。特に市町村の自治体労働者は住民を残して逃げるわけにはいかない。そういう意味では絶対に原発は動かしてはならないと思いますね。

    中村: 自治体や警察官は当然いくもんやとなっている。基準もひどい。

    徳丸: 介護現場はまさにそう。もう無理だって言おうって。

    中: 「どうしたら避難できるか」よりも元を絶つのが一番。それをはっきり言わんのは許せんのですよね。

    徳: そう思うと県庁が鍵を握っているんですよ。

    平野: 県庁は権力機関の中枢。現場の労働者が声をあげていくためには労働組合が必要だなと思うんです。

    中: 個人で言えんことが言える。原発のことに限らずですけどね。

    平: 組織を拡大して組合の影響力が大きくなるほど自由にものを考えたり言える。

    徳: 僕からも勧めておきましょうか(笑)。組合入ってくれって。

    ■安全問題を武器に

    平: 労働安全・衛生に関して資本・当局には安全・衛生配慮義務がある。愛媛県職労の闘いは、いろんな職場で参考にできるのでは。

    徳: 労働安全衛生法第25条。「事業者も労働災害発生の急迫した危険があるときは、ただちに作業を中止し、労働者を作業場から待避させる等必要な措置を講じなければならない」と定められている。

    中: これを法律や規則に訴えるんではなしに、9回2アウト満塁からでも規則を変える人たちとの闘いなので。法律は線量の限度をあげるとか、「ただし」とか言ってくる。それを跳ね返していくのが労働組合になるんだろうと思います。

    宇:労働者が最後、事故の処理をしなければならないということをわかって欲しい。組合が自分とこの内輪で安全・衛生を叫んでいると思われるだけではダメだと。

    平: 県の職員が事故が起きたときに自分たちはいきたくないんだというレベルではないんだと。

    ■再稼働などしている場合か

    平: 伊方原発50キロ周辺住民の有志の会が、伊方町全戸アンケートで、4000戸のうち1300戸まわって、反対は53.2%、賛成は26.2%。地元以外の市町村で唯一賛成を表明した八幡浜市では、市長に対し住民投票をしろという署名が1ヶ月で3万人
    ちょっとの有権者の中で1万1千人分集まった。署名してくれる人はみんな反対だと。その一方で四国電力は春にも再稼働すると言っとります。2〜3月過程は再稼働許さない闘いです。

    徳: 結局核のゴミとか、東京電力の事故収束はどうするんやと。根底には少子化がある。収束するにしても作業員を確保できない。核のゴミも10万年、想像もできない長い時間を本当にやっていけるのかって。

    平: 廃炉問題ですよね。他のことやっとっていいんかって話ですよね。

    中: 当然東京電力が当事者なんだけど、やらせてきたのは国じゃないですか。廃炉にしても、体制を確保して宇宙服みたいな装備が必要。タイベックスーツ一枚でピーピー鳴ったら引き上げる、アラームを止めとるとかじゃなくて。その上再稼働したらそれもさらに増える。

    宇: 再処理したら原発一年分の放射性廃棄物を1日で出す、大変なことなんだ。使えば使うほど毒が増していく。最後取り出したプルトニウムがとんでもないことに使われる。

    ■福島の現実に立ち向かう

    平: 5年目の3・11福島。福島の現実をなかったことにしようとしている連中と闘って命の叫びを一緒にあげていくことが、原発反対の闘いにとって重要だと思いますよね。子どもの甲状腺がんに限っても、とんでもない事態が起こっている。

    宇: ずっと反対しとった福島の人が事故後、避難所でなんとも空しい表情をしていた。こんなつらいことが世の中であるだろうか。

    中: オリンピックが福島を苦しめているのは間違いないですよね。実際作業する労働者がとられ、建設資材高騰、何もかもですよね。

    ■非正規労働と向き合い

    徳: 僕も最初はやろうとしたし、声もかけたけど、なかなか組合を組織することが難しかった。若い20代後半くらい、大半が女性
    パートやから、いづらくなることまで想定して文句言わんでも「お父さんが収入があってプラスになれば」という人も多い。

    平: 原発労働者は、半分ピンハネされているでしょ。劣悪な労働条件で、いつ被曝で病気になるかわからない状況のなかで、人なんか集まらないじゃないですか。世の中にとって大切な仕事なんだという誇りをもって働けるような職場にしていかなければならない。そのためにも原発の中にちゃんとした労働組合がないといけない。

    徳:誇りをもって働けるということは大事なことだと思いますね。ピンハネされて当たり前のような世界では、原発は止められるもんではない。

    ■高浜の闘いとともに

    中: 2〜3月、高浜と伊方は焦点化してくる。組合としてやっぱり、なんらかの闘いをやっていかないかんなと思いますね。2月28日に舞鶴で行動が行われる。京都府職労舞鶴支部の仲間たちです。

    平: みんながそれぞれ孤立して苦悶しながらやっている現状を変えていくためには、つながりをつくる恒常的なものは必要ですよ。自治体の労働組合が呼びかければ、もちろん伊方町の組合が呼びかければ全然違うと思うんです。

    宇: 原発に近い自治体職員ほど、地元の住民ほど声をあげにくい。電力会社の労働者ほど声をあげにくい。まわりから声をあげていくことが大事。労働組合では声をあげられるし声をあげていくのはすごく大切なことやなと思います。

    中: 県庁の中で労働組合がやってくれるとありがたいと言われると本当に励まされますよね。そういう人らと一緒に、地元の人たちとつながるような集会ができればいいですね。

    ■廃炉から国際連帯、戦争阻止へ

    徳: 東電の原発事故をどうするんや、核のゴミどうするんやと我々日本人に課されたんかなと思います。今後中国や他国も事故をやるでしょう。事故を起こしたときに放射能を、共存するつもりはないけど、コントロールし収めんといかん。そこを起点にしたら世界戦争も逆に止まる、止めるくらいの気持ちで。逃げずに行こうと。

    中: 進めようとする人たちと、僕ら労働者・市民の闘い。間違いなく現場は僕らの仲間しかおらんわけで。でもコントロール、閉じ込める役目をやっていくのは労働者なので、労働者が考えた廃炉、再稼働の阻止です。中国でも反対運動が起きているんで、台湾でも韓国でも国境を越えてみんながつながって止めれると。動かそうとするなら僕ら反対するけど、やめようというときに反対の行動を起こせるのはごく一部やと思うんで、僕らがつながることで止めれると思います。

    宇: 介護の最前線でがんばっている徳丸さんと出会えたことが一番大きい。労働者がひどい状況でしょ、今どこでも。福島でも、これから名もない病気で亡くなっていく人が増える。線量オーバーで亡くなる人とかでとるんだと思うんですけど、そういうのは許せんという気持ちでやっていきたい。核兵器もなくして、戦争もなくするということが、その先に見えてくると思うんです。原発くらいは止めないと、という思い。

    平: 再稼働を許さないために頑張っていきましょう。


    <NAZEN通信34号 2016.02.11.発行 記事より>
     

    【NAZEN通信34号から】3.11反原発★福島行動'16へ! 『原発労働者とつながることを目標に』

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      『原発労働者とつながることを目標に』
      青年対談★小宅貴史(NAZENいわき共同代表)×西納岳史(いわき合同ユニオン書記長)

      (写真:3・11手ぬぐいを広げる小宅さん)


      ◆自分の言葉で語ろう

      小宅: いわきでは青年労働者の学習会を定期的にやってるんですが、最近は「自分の言葉で語る」ということが議論になってますね。僕自身も3・11の経験とそこから今にいたるまでの思いを自分の言葉で語ることが大事なんだと改めて考えました。

      西納: いわき合同ユニオンも結成から3年間で2ケタの労働者を組織する労働組合になりました。今は新たな闘いに打ってでています。その中で、とりわけ女性労働者が自らの思いや怒りを「初めて形にすることができた」と話してくれている。原発労働者の方も対談集会の後に、「これを書き残すことが自分の使命なんだ」と言って、震災当日からの収束作業の実態を綴ってくれました。

      ◆3・11 が人生を変えた

      小宅: 僕は3・11の当日は隣県の工場で派遣労働者として働いていました。地震の後は会社から自宅待機命令が出されましたが、13日になると親戚から「原発が危ない」という話を聞いて白河市に避難しました。その後いわき市に戻り職場に顔を出して、15日には近所の水道局に水汲みに行きました。でもその時がちょうどいわき市を放射能のプルームが直撃して、大量のヨウ素が降っていた時だったんですね。その後は栃木県の那須に再び避難しましたが、3月22日には会社から呼び出しが入って、翌日には工場も再開しました。原発事故直後からいわきのローカルFMラジオでは山下俊一の放送をさかんに流していた。内容は知っての通りですが、おかしいなと思うと同時に、安心を求めてしまっている自分もいたと思います。ああいう状況の中で原子力ムラの勢力に主導権を与えてはならないと強く思います。
      震災と原発事故からの5年間を振り返って、自分としては被曝との闘いだったと同時に、福島を自分がどう見ているのか、福島がどう見られているのかということを常に問い続ける連続だったと思います。隣県で働いていると「福島は大変だな」あるいは「福島はもう大丈夫だろう」という声が聞こえてくる。でも放射能には県境なんてないんですね。

      ◆原発労働者の感覚に学ぶ

      西納: 原発労働者の方の「事故当時から何も変わっていない」という言葉はすごい重みがある。政府は「復興キャンペーン」を使って、時間的にも空間的にも3・11原発事故から民衆の意識を隔離・分断しようとしているけど、日々原発で働く労働者にとっては自分たちの職場と労働がまさに3・11その日から切れ目なく続いている。地続きになっているんです。原発労働者の訴えから、僕らは3・11その日に常に立ち返ることができるんです。

      小宅: 民主党の野田政権の時に出された「原発事故収束宣言」に一番怒ったのは原発労働者です。「事故が収束したなんてとんでもない。ふざけるな!」と。昨年8月のいわきでの集会で発言された除染労働者の方も「安倍首相は『東北の復興なくして日本の復興なし』と言ったが、それを担っているはずの自分たちは最低限の労働条件すら保証されていない。このペテンが許せない!」と訴えました。地続きということで言えば、3・11以前から地続きなんですよね。原発を推進し、反対する者を踏みにじってきた体制は変わっていない。原発をなくすためには、この地続きを民衆の力で断ち切ることが不可欠だと思います。

      ◆自分たちが現実を変える

      誰かに任せていても現実は決して変わらない。今こそ福島県民がもっともっと主体性を発揮しないといけないと思います。いわき駅前での反原発金曜アクションも一貫して続けられています。反原発集会を3・11当日にやることの意味は、福島で生きる僕たち自身への問いかけだと思います。問いかけて、「自分たちは何をすべきなんだ」という自己規定の闘いとしてやり抜く。安倍政権に対して「お前たちの好きなようにはさせないぞ」という声を叩きつける日にしたい。

      西納: 現在進行形の収束作業の最前線で格闘している原発労働者の訴えこそが、福島にかけられている「復興」キャンペーンの重圧を突破する核心の力を持っていると思います。いわきの人と話をすると、家族や親戚、友人や知り合いの中に必ず原発や除染で働いている人がいる。被曝労働は決して他人事ではない。被曝労働の最前線で働く労働者のために、自分たちに今何ができるかを誰もが真剣に考えている。動労水戸の被曝労働拒否の闘いや、いわき合同ユニオンの地域に根を張った闘いが、「労働運動の分厚い力関係で原発労働者を守ろう」という一つの回答を示せていると思います。「いわき合同ユニオン支援共闘会議」のスローガンは「だれもが人間らしく生きられる世の中のために、たたかう労働組合を、共に支えよう・共につくろう!」です。「動労水戸支援共闘」と一体での具体的な行動方針として、地元福島でこそ拡大したい。

      ◆春闘と一体の3・11

      小宅: 今年の3・11は「春闘と一体の3・11」ということが実行委員会で議論されています。労働組合を甦らせ、自分たちの現場で闘うことが、遠回りのように見えて、実は原発を止めていく最大の力になるということだと思います。

      西納: 全国での原発再稼働阻止の闘いは、労働組合の直接的・具体的な闘いに展望があるというところに課題が絞り上げられてきていると感じます。動労水戸の被曝労働拒否の闘いに絶大な信頼を寄せてくれた原発労働者とつながることを通して、僕たちはその挑戦権に手をかけていると思います。

      ◆原発労働者との団結を求めて

      小宅: 原発労働者が3・11で僕らの闘いとつながることを目標に取り組んでいきたい。そのためにはいわき合同ユニオンの一つ一つの闘いを全力で闘い抜いて、地元いわきの地域の中にもっともっと打って出ていくことが求められています。NAZENいわきも、福島の現状と原発労働者の声を全国に発信していく役割を担います。全国の仲間の期待に応えられるように、これからも頑張っていきます。

      <NAZEN通信34号 2016.02.11.発行 記事より>

      【NAZEN通信33号】NAZEN愛媛座談会《前編》 『でたらめな避難計画も再稼働もゆるさない』

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        NAZEN愛媛座談会《前編》
        『でたらめな避難計画も再稼働もゆるさない』

        (写真:愛媛県職労の「伊方原発はただちに廃炉に」の横断幕を先頭に抗議行動)
        宇都宮理さん(愛媛県職員労働組合執行委員長)
        中村圭司さん(NAZEN愛媛共同代表、愛媛県職労副執行委員長)
        徳丸真一さん(NAZEN愛媛共同代表、介護職)
        平野明人さん(NAZEN愛媛事務局)
        ********************
        平野: 県庁前の金曜行動は1日も休まず続けています。

        中村: 県庁前でもろに知事が相手になる。職員もそういう仕事もついとる人もおる。最初は踏ん切りがいりました。宇都宮さんが「行く」と。それで組合としてもやるとなってきたかな。

        宇都宮: 高齢の方も暑い日も寒い日もがんばって、みなさんの力強い思いを感じながらやっております。県庁内の反応もわかりますよね。

        平: 再稼働情勢で人数がまた増えてきた。

        徳丸: 反対と言っているだけじゃなくて、県庁前のみなさんのアピールを聞いていると変えていけるチャンスがあると思いますね。

        平: 毎月11日の朝10時からゲート前行動を地元の方が呼びかけてやっています。前回いったときは爆弾低気圧で、道路に波しぶきがあがって、こんな日に事故が起こったら船で避難するのは不可能だと改めて。

        徳: あの風ならオフサイトセンター直撃だよね。

        ■3・11 被曝労働が問題に

        宇: 庁舎の耐震化の交渉を終えて、知事と別れて職場に帰ったら津波の映像が出た。そのときには原発のことは全く頭にはなかったですよね。あんな大変なことになっているとは思わなかった。

        中: 地元の自治体の支援で職員の被曝の恐れがあるから、当局に話をして、身が危ないと感じたら自分で撤収していいと確認の上で出て行った。

        宇: 現地では、表で避難誘導していた自治体労働者は被曝して、ホールボディーカウンターでも数値が出たと聞いています。労災の申請もできていないと。

        中: 当局が、危険なところには業務は命令せんと言い切った。その上で、原子力災害対策業務に対する申し入れをして、職員が安全な状態で業務ができるのかと。他の労働者も住民も全部、職員と同じ状況におるんだと。

        宇: ヒロシマの被爆の話を聞いていたから、ある程度は理解していたけど、当局は「タイベックスーツを着たら守られる」「近づかなければ大丈夫」くらいの意識の人もいた。目にも見えない、感じることもできないところで、危険を回避しようがない。5年後、10年後、子どもにも影響が出るということもわからない。

        中: 「絶対安全で経済的にいいもの」だから誘致を積極的にすすめてきとるわけなんで。

        宇: 昔は反対する人の方が避難訓練しろと言う立場だった。県は「事故は起こらないんだから訓練などしない」と。

        中: 今の県知事は「リスクがあってもやる。経済のため。機械全般壊れないものはない」とまで言っとるでしょ。

        ■再稼働のための避難訓練に反対

        (写真:「再稼働のための避難訓練反対」を県庁前で訴える宇都宮さん)

        平: 避難訓練を要求してきたのが、今回防災訓練反対の行動をおこした。

        中: 訓練そのものは、プルサーマルをやってしまったんで、燃料は20年も30年も動かせない以上は、逃げる訓練はしておかなければならない。

        宇: 今回は再稼働のための訓練だとはっきりしていたから、気持ちの整理をして臨もうと思った。動員されている人は必要と思っているから、説明せずに反対と言ったら逆の立場なら頭にくると思うんですよ。原発に反対してくれとんじゃと思ったら納得してくれとると思って、頭に「再稼働のための」とつけて。

        徳: 稼働していて事故を起こすのと、安全な状態に燃料をおいて事故が起きるのと全然違う。避難の形も変わってくる。廃炉に向かうのであれば避難計画は大事だし、いかさないかん。しかし稼働して重大事故が起きたとき、逃げてその後いきていけるんか。避難計画も無意味なことになってしまう。

        中: 福島と同じレベルの放出で訓練をしたら誰も助けられませんでした、という訓練ならやってもらってもいい。最初の訓練なんかひどいですよ。半島から北の風で真下へ流れ、道には放射能が行かないという想定。

        ■避難計画はでたらめだ

        平: 船で大分に避難する訓練は、乗っている人たちの談話(11/10愛媛新聞)で、「海路避難 疑問の声 津波きたらどうする」が見だし。海がこれほど静かなのは珍しく、津波がきたら大型船が入れず、こうはいかんという声。「本当の避難だったらおおごとだ。これは泣いても泣き切れん」と険しい表情で避難所をあとにした78歳男性の声が頭から離れないという記事です。伊方の社会福祉
        施設で要支援者を他の市町へ車で移動する訓練も行われ、原発から5キロの特別養護老人ホームから職員4人が要支援者役4人を2台の車に乗せて出発。別の特養ホームに到着したと。これは意味あるんですか?

        徳: ないですね。本当に支援が必要な人は動かせんいうことですよ。体にリスクを背負うし、福島でもかなりの方が命を落とすことになっているんで、実質事故が起きてからの避難は不可能です。受け入れ先も、3倍くらい詰め込むことはできますけど、ベッドはない。職員が確保できない。今でさえいっぱいいっぱいなのに、避難してきてもらってもおそらく命をつなぐこともできない。

        平: 玉突きの移動で2時間半かかる。

        中: 道なんか動きませんよ。

        徳: 避難計画は、県の子育て支援課がひな形をつくって、福祉施設協会から各事業所にわたり、各事業所でつくって、事業所間で契約を結んでいる。だから自治体は実際にどこがどう何人受け入れるか全然知らない。そして、ひな形も全然ダメだ。介護職に対して、自分と家族の安全が確認できたら施設に行きなさいとなっている。職員も休まなきゃいかんので、8時間がせいいっぱい。自分の子どもを置いて、じいちゃん・ばあちゃんを助けに行く決断ができるのかと思うね。

        平: 地震と原子力災害の最中に。

        ■労働組合が避難計画を作れば

        徳: 介護に携わる者としては、残業代も出ない劣悪な環境で働かされて、そこにいく義務があるのかなと思うことも含めてね、申し訳ないけど。でもみんな行くと思いますよ、そういう人が介護をやっているんだから。

        平: 労働組合が避難計画を作ったら、まったく違ったものになるはず。原発がある以上必要なわけだから作るにしても、そこの事業所の家族構成、この人数ならどれだけできるとか。(次号へ続く)

         

        【NAZEN通信33号】 労働組合の力で、高浜原発再稼働阻止!NAZEN京都

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          労働組合の力で、高浜原発再稼働阻止!
          NAZEN京都

           世界大恐慌と世界戦争の勃発の危機の中で、安倍政権は戦争法を強行採決し、原発再稼働と朝鮮侵略戦争に突き進もうとしています。安倍政権は、他国と競り勝つ国家的戦略として原発・新幹線・武器のパッケージ輸出に踏み込んでいます。そのためになにがなんでも原発の再稼働を推進しているのです。川内原発再稼働の強行に続いて、高浜原発3、4号機の再稼働が狙われています。昨年12 月24 日の福井地裁による差し止め仮処分を覆し、再稼働に向けて、地元自治体の首長は同意宣言を発しています。闘いはこれからです。民営化・外注化阻止、非正規職撤廃、被曝労働拒否を貫く正規・非正規の団結でゼネストを闘う労働組合の登場によって再稼働は阻止できます。原発立地圏の自治体労働者の決起によって再稼働絶対反対の闘いをつくろう!

          ●2・28舞鶴集会を決定!
           以上の基調で、1 月9 日に舞鶴集会実行委員会がもたれました。NAZEN 関西をはじめ、関西各地から30名が参加しました。そこで地元の舞鶴の自治体の労働組合が中心となって、2月28 日に高浜原発再稼働絶対反対の集会を打ち抜くことが決まりました。この集会は、1 月28 日〜 30 日とも言われている再稼働情勢下で、あくまでも労働組合の闘いを軸に据えて、絶対反対で廃炉まで闘うことをも視野に入れています。階級的労働運動が持っている絶対反対性を発揮していく点と原発立地圏(PAZ〜UPZ圏)の自治体労働組合が絶対反対で闘う団結を作り出そうと打ち出している点が画期的です。具体的には、被曝労働拒否と避難計画批判を職場闘争として積み重ね、再稼働絶対反対を地元自治体労組が呼びかけて、地域を丸ごと組織化することが問われています。

           なぜこの闘いが必要なのかと言えば、福井地裁で異議審が覆り、“ 再稼働GOサイン” が出た時、体制内派などを先頭に地元では「闘っても結局は覆される」と諦めムードが支配していました。しかし労働組合を軸に据えた闘いに、裁判のみですべてが決まるという幻想は一ミリもないです。本当に原発を止める力は、現場を動かしている原発労働者をはじめとした労働者にあります。その威力を韓国民主労総のゼネストが示してくれました。

          ●戦争情勢と対決して闘おう

           北朝鮮の核実験を口実に、米軍は核兵器を搭載したB52戦略爆撃機を緊急展開し、核兵器使用をも辞さず絶望的な侵略戦争へと突き進み始めています。日米韓がこの戦争を韓国のゼネスト情勢の制圧のために強行しようとしていることは間違いありません。核戦争によって労働者を分断支配して延命しようとしている支配者たちこそ、労働者の国際連帯で打倒しなければなりません。再稼働情勢と朝鮮侵略戦争情勢は一体です。昨年の9・13の闘いを引き継ぎ、2・28舞鶴集会を新たな闘いの出発点にしていきたいと思います。動労水戸とフクシマと連帯し、団結とストライキを武器に闘おう!


          ◆2・28高浜再稼働絶対反対集会(仮称)◆
          2 月28日(日)13:30開始
          集会終了後デモ予定
          場所:西駅交流センターホール(JR西舞鶴駅ビル内)
          よびかけ:2・28集会実行委員会


          <NAZEN通信33号 2016.01.11.発行 記事より>
           

          【NAZEN通信33号より】3・11反原発★福島行動'16へ! 『再稼働なんて、絶対ゆるせない!』

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            『再稼働なんて、絶対ゆるせない!』

            お話し★ 鈴木起代子さん(3.11 反原発福島行動’16 呼びかけ人/ 郡山市)
            聞きて★橋本光一(NAZEN 郡山準備会/3.11 実行委員長/ 動労福島委員長)



            ●保養参加と診療所受診

            鈴木: 孫娘2 人(小4,小3)が今日(12/28)、夕張スキー保養から帰ってきました。2012 年から保養に行き始め、春、夏、冬の長期休みは子どもたちだけで必ず保養に行っています。主な行き先は北海道と岐阜。姉妹で別々の場所に行くときもあります。そんな孫からもA2判定が出ました。次の検査は2年後。息子にふくしま共同診療所受診を勧めましたが、「母ちゃんは考えすぎ、気にしていたら生活できないだろ」と言われ、それ以後は言えずにいます。保養を継続していて、意識的な家庭だと思いますが、診療所受診はまた別のようです。

            橋本: 息子さんはわかっていると思う。わかっているからこそ、ハードルがあるのかもね。

            鈴木: 12 月13 日に郡山で開催された診療所報告会に参加し、放射能に関する様々なデータを見て「現実を見すえ、私がもっと強く言うべきなのかな」と迷いがでてきました。自宅の除染は2015 年10 月にやっと実施。それまで自宅の芝を自分たちで3 回張り替えました。

            ●呼びかけ人になることが私にできること

            鈴木: 震災の時、3・11 から5日目にして初めて電話がつながった相手は、息子の担任の先生であった松尾さん(NAZEN 福岡)でした。しかも10 年ぶり以上の電話。実は私たちは福岡で生活していた時があったんです。2011 年の6.19 怒りのフクシマ行動参加のために福岡から来るというので、私も生まれて初めてデモに参加しました。全国から自費で参加している姿に衝撃でした。2015 年の3.11 福島行動からは呼びかけ人になりました。日頃なかなか動くことはできないけれど、呼びかけ人になることならできる!と思ったからです。

            ●再稼働に対する怒り−何年経とうが人のキズは消えない

            鈴木: 川内、高浜と続々と再稼働の動きに怒り心頭です。トップに立っている人間が福島の現状を知っているのか!? と言いたい。3.11 後、福島出身という理由で知人の娘さんが婚約破棄されたことがありました。5 年経とうが何年たとうが人のキズは消えるものではありません。それを押さえ込んで、強行する再稼働って何だ!?

            ●全国へのメッセージ

            鈴木: 会場がどこも押さえられていて、なかなか会場が決まらなかったりとあらゆる攻撃に勝ってきました。あとは寒さに負けないことだけだね。今年の会場は野外音楽堂なので。

            橋本: 1047 名解雇撤回を言い続けるとカゲキ派のレッテルをはられるのと同じように「放射能の影響がある」と言えばカゲキ派規定される。医者に対しても「カゲキ派になりてぇのか!?」と突きつけられている状況だと思う。「安心・安全・復興」キャンペーンの中で国、行政、政党、そしてあらゆる運動体の立場がハッキリしてきました。俺らの立場はずっと変わらないばかりか、ますます強固なものになっています。3.11はぜひ福島に立ってください。


            ◆ 3.11 反原発福島行動’16 に賛同しよう!
            ・1 口1000 円、氏名・連絡先を送ってください
            ・郵便振替 02220-2-135317
            加入者名:3.11反原発福島行動実行委員会
            ・FAX 024-575-5124
            ・メール:3.11fukushimaaction @ gmail.com


            <NAZEN通信33号 2016.01.11発行 記事より>
             

            本日のビラ☆代々木公園のデモへGO☆

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              【福島の地元紙・福島民報】楢葉の避難区域解除ゆるすな!

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                国会正門前は解放区☆国会まであと少しだぞ!

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                  参加者は12万人!
                  地下鉄はでられなくなり、ホームまでいっぱいの人。戦争だけは絶対に許さないという思いが集まった。

                  13:30ごろには正門前は決壊、解放区状態に。

                  国会だけには近づかせまいと機動隊バスと機動隊が並んだ。

                  まだまだ足りない。次はあなたも。歴史的な瞬間に一緒に闘おう!



                  帰還と被曝の強制許さない!8・29いわき行動

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                    いわき運輸区前アピール 木科さん


                    會澤さん


                    照沼さん


                    動労水戸は、ストライキでデモに参加!


                    常磐道の避難区域通過は「一回0.37マイクロシーベルト」

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                      6号線は1.2マイクロシーベルトだそうです。

                      わかりやすい地図付き。

                      ただいま、いわきに向かっております☆

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